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(0910)[(PS3)機動戦士ガンダム戦記]遊んでみました

 新型プレイステーション3本体と同日に発売された(PS3)機動戦士ガンダム戦記ですが、実際に遊んでみましたので簡単にご紹介してみたいと思います。



(PS3)機動戦士ガンダム戦記

各機、援護しろ!とどめは俺が決める!
 という衝撃的なキャッチコピーがパッケージにも印刷されているのが機動戦士ガンダム戦記です。
ある意味、「こんな事を言う隊長の下では働けねぇ・・・」と言われそうです(笑)

 機動戦士ガンダム戦記は星の数ほどあるガンダムゲームの中でも、ゲーム内容としてかなり上位に位置するゲームです。
ガンダムゲームは大きく分けて2種類ありまして、実際にガンダムを操縦して敵を倒すアクションゲーム系のガンダムと、ガンダムや仲間のモビルスーツを駒として戦略面を前面に打ち出したシミュレーションゲーム系のガンダムに分けられます。

・アクション系ガンダムゲームの例
 機動戦士ガンダム連邦VSジオン、ガンダム無双、機動戦士ガンダム戦場の絆、機動戦士ガンダムターゲットインサイトなど

・シミュレーションゲーム系のガンダムゲームの例
 SDガンダムジージェネレーションウォーズ、機動戦士ガンダムギレンの野望など

 今回の機動戦士ガンダム戦記はアクション系のガンダムゲームになります。
ガンダムなどの機体を操縦して、敵を倒していくタイプのゲームです。

 今までのアクション系のガンダムゲームとの最大の違いは仲間(僚機)の存在があります。
従来ですと、ガンダムを操縦して敵のザクなどを次々と打ち破っていくという内容が多かったのですが、機動戦士ガンダム戦記では当初ジム(正確にはジムコマンド)に搭乗する事になります。
ジムコマンドはジムの後継機種ですが、はっきり言って弱いです。
ガンダムならザクがわらわら出てこようと、グフが暴れていようと、ドムがジェットストリームアタックをしかけようと、なんとかなったのですが、ジムでは味方から敵前逃亡と罵られても逃げたくなってしまいます(汗)

 それだけ弱いジムですので、当然ながら仲間と隊列を組んで戦場に出る事になります。
プレイヤーは小隊の隊長となりますので、仲間に指示を出す事ができます。
ロックオンした敵への突撃、ロックオンした敵へ一斉射撃、自主判断による攻撃、補給基地へ戻す補給、3機をAの字のように陣形を組むA陣形、3機をVの字のように陣形を組むV陣形、小隊以外の友軍に射撃を命じる友軍射撃、友軍に現時点での待機を命じる友軍待機などが初期段階で出せる命令です。
ストーリーを進めていくと出せる命令も増えていきまして、どんどん細かい指示なども出せるようになります。
ジム1機では自殺行為な戦場でも、仲間とならば工夫次第で何とか乗りきる事ができます。



 最大8種類の命令を登録可能です。
戦場ではリアルタイムでこれらの指示を使い分けるのが勝利への近道です。
どれだけ頑張っても所詮はジムですので、「モビルスーツの性能の違いが、戦力の決定的差でないことを教えてやる!」とはとても言い切れないのです(涙)
多少卑怯な気もしますが、ザク1機をジム3機で取り囲んでボコボコにするぐらいの方が良いのかもしれません(笑)



 また、機動戦士ガンダム戦記ではモビルスーツのカスタマイズも行えます。
登場するモビルスーツは70機以上。
毎回の作戦前にモビルスーツのカスタマイズが行えまして、武器は80種以上、強化パーツは110種以上もあるので自分だけのオリジナル部隊を編成する事ができます。
ただ、ゲーム開始直後はモビルスーツはジムコマンドだけですし、強化パーツもありません。
ストーリーモードを進めていくと、徐々に様々なモビルスーツや強化パーツが入手できるようになります。



 モビルスーツも乗り換えて、武器をバズーカ系にするだけで何だか強くなった気がします!
ちなみにバズーカ系の武器は着弾地点の周囲を巻き込んで爆発しますので、敵が集まっている所に打ち込めば一網打尽に!?
ただ、球数が少ないのですぐに補給に走らなければなりませんし、連射が効かないので四方八方から敵が攻めてきた時には大ピンチです・・・。



 ゲーム中に挿入されるカットインでパイロットの会話シーンもあります。
正式にガンダムの歴史として認められているお話ですので、ガンダムファンは要チェックです。
ちなみにこちらは連邦軍を選んだ時の主人公、ユーグ・クーロです。
ゲーム開始時に連邦軍、ジオン軍のどちらで始めるのか選択できます。



 作戦展開中にもカットインがあります。
こちらは仲間になります。
左側がシェリー・アリスン、右側がヒュー・カーターです。
カットインが無いシーンでも戦闘中にあれこれ会話がフルボイスで聞こえてきます。
特にヒュー・カーターは何かと偉そうなので、必死に戦っている時にアレコレ言われると「ザクよりも先にまずお前を打ち落としてくれるわっ!」と叫びたくなります(笑)
写真にはありませんが、オペレーターもいますがこれまた偉そうにしゃべるので、思わず通信を切ってやりたくなります。
なんで連邦軍はこんな口の悪いヤツばかり集まっているんでしょうか・・・。



 こちらはジオン軍で始めた時のカットインです。
ジオン軍ではプレイヤーキャラクターにエリク・ブランケが登場します。
終戦協定が結ばれた事を認めず、各地でゲリラ的に抵抗を続けているジオン軍残党部隊の1つ、インビジブル・ナイツの隊長です。
連邦軍に対する作戦、水天の涙を遂行するのがジオン軍側の目的です。



 こちらがジオン軍の秘密兵器、イフリート・ナハトです。
白兵戦に特化したグフと重装甲・高機動性のドムの中間に位置する機体です。
設定では終戦間際までマ・クベ大佐が所有していた物を終戦後に連邦軍が接収したそうです。
連邦軍側で始めるとその性能の高さに間違いなく驚きます。
マ・クベ大佐がもっと早くに投入していればガンダムすら倒せたんじゃないか?と思わせる性能です。
・・・あ、これは自分がジムを操縦しているから思ったのかもしれませんが(笑)



 ジオン軍側でシナリオモードを始めると当然ジオン軍のモビルスーツを操縦する事になります。
ガンダムが好きな方の中でも好きなモビルスーツはジオン軍の方が多いという方は結構いらっしゃるんじゃないでしょうか?
連邦軍側のモビルスーツがあまり種類が多くないという事情もありますけど(汗)



 機動戦士ガンダム戦記ではオンラインプレイにも対応しています。
最大4人でチームを組んで巨大な敵と戦うモードもあります。
画面はプレイヤー4人でビグザムと戦うステージです。
仲間同士の協力が攻略において重要になります。
連携を円滑に行うためにボイスチャットにも対応しています。
ヘッドセットなどで実際に話をしながら強大な敵を倒しましょう。
他にも最大4人VS4人の対戦モードもあります。
ルールも以下の4種類が用意されています。

・デスマッチ  :全滅した方が負け
・タイムマッチ :時間内に撃破された数の多い方が負け
・デスフラッグ :全滅するか、捕球ポイントを破壊されたら負け
・タイムフラッグ:捕球ポイントを破壊されたら負け





~ちょっと遊んでみました~

 ここからはてんちょがちょっと遊んでみましたので、軽くご紹介いたします。
独断と偏見でお伝えいたしますので、細かい所は「ふ~ん、そんな感じなんだ」というかたちで受け流していただけると幸いです(汗)

●ステージ1:砂漠の風作戦
 最初のステージですので、簡単・・・かと思いきや意外に難しく、1人でどんどん突き進んでしまいあっさりゲームオーバーに(汗)
気を取り直して2回目の挑戦。
仲間への指示をしっかり出し、少しずつ敵を撃破していくと順調に進むことができた。
また、補給ポイント以外でもL3ボタンを押す事でダメージがゆっくりながら回復できるので、有効に活用するとぐっと戦局が楽になる。
回復中は敵からの攻撃もあり得るので障害物に隠れた場所を探して行うのが重要。
仲間に攻撃させつつ、ターゲットした敵を近接戦闘で倒すのが確実な攻略方法のように思えた。

●ステージ2:輸送部隊救出任務
 ステージ1を終えたところで、新しい武器や強化パーツも入手できたので、早速カスタマイズ。
とは言え、ほとんど選択肢が無い状況なのでとりあえず付けられる物は付けてみる。
ステージ2の目的は敵部隊に襲われている輸送部隊を救出するというもの。
一定期間で輸送部隊が危険地帯を脱出するので、それまで迫り来る敵を輸送部隊から遠ざけ、撃破する必要がある。
ステージ1での失敗を反省し、敵を仲間と囲んで倒す作戦を展開。
・・・が、敵の撃破に時間がかかりすぎてしまい、輸送部隊が全滅。ダメじゃん(涙)
仕方ないので作戦を変更し、各機の自主判断に任せて輸送部隊の周辺で散開。
自機も結構ボロボロになるも、何とか持ちこたえる。
が、仲間がそれ以上にボコボコにされ、救援要請殺到(汗)
「君らもっとマジメにやってくれ・・・」とリアルにつぶやいてしまうも、隊長としては見捨てておけず。
急いで駆けつけ、補給の指示を出してそのエリアの敵を撃破・・・しようとしたら逆に撃破されゲームオーバー(涙)
口の悪いオペレーターには「この程度の男だったか」と言われ、不快度大幅アップ。
仕切り直しの3回目でも仲間はボコボコ、救援要請が出るも華麗にスルー。
その結果、隊長機以外の2機が助け合って何とかクリア。
このゲームに隊長の信頼度なんてステータスがあったら間違いなく0なんだろうなぁ~と思いつつもクリアを喜ぶ。

●ステージ3:オデッサ防衛戦
 ステージ2で仲間との信頼関係にヒビが入った気もするが、容赦無く任務は舞い降りてきた。
今度はオデッサ基地を敵の襲撃から死守するという内容。
あちこちから出現する敵を撃破するのが目的。
襲撃とはいえ、一度に多数の敵が登場するのではなく、2~3機の敵小隊がちらほら襲来する程度なので、比較的難易度は低め。
・・・なんて思っている時もありました。
後半、ジオン軍にイフリート・ナハトが登場すると戦況は一変。
恐ろしい程の性能差を見せつけられ、あえなくゲームオーバー。
いくら高性能モビルスーツとは言え、3機でまとめてかかれば楽勝でしょ?
という事で、2回目はイフリート・ナハトが登場後に仲間に突撃させるも、簡単に返り討ち。
「各機、援護しろ!とどめは俺が決める!」というキャッチコピーはどこでやら。
「各機、撃破された!俺もとどめを刺された!」という情けない状況に・・・(涙)
3回目は卑怯と言われようとも遠方からの長距離射撃に徹する事に。
もちろん、信頼関係の失われている仲間は突撃させ、イフリート・ナハトの足止め役になってもらう。
・・・間違いなく、こんな隊長の下では働けません(汗)
ただ、イフリート・ナハトは非常に高起動型で、長距離での射撃が当たらない。
「仕方ないからもうちょっと近づいて射撃だ」と思って近づいた瞬間、イフリート・ナハトの刀のサビにされ、ゲームオーバー。
4回目はほどほどの距離からの中距離射撃で削っちゃうよ作戦を展開。
意外に効果的だったようで、順調に敵へダメージを与える・・・が、一瞬の隙をつかれて瀕死の重傷に。
急いで逃げ、物陰でダメージの回復を始める。
が、空から飛んで来るのはイフリート・ナハト様。
「ええいっ!ジオン軍のモビルスーツは化け物か!」と叫ぶものの、逃げ切れずゲームオーバー。
あまりの強さに早くも心が折れそうになる(涙)
またまた気を取り直して5回目の挑戦。
ひたすら逃げる、何があっても逃げる、逃げて逃げて逃げまくるをモットーに挑戦したところ、無事にクリア!
仲間は例によってボコボコにされたが、結果オーライ。
隊長の信頼度は間違いなくマイナスになっている事だろう・・・。

●ステージ4:追撃任務
 後から後から敵がわき出てくるステージだが、実際にはそれほど難易度も高くなく個別に撃破→回復→撃破→回復を繰り返す事でクリアは容易。
初めて1回でクリアできた(笑)

●ステージ5:工業地帯防衛任務
 このステージは水辺のステージという事で、小隊にアクア・ジムが導入された。
アクア・ジムはその名の通り、水中での戦闘が得意なジムだが、4ステージもジムコマンドを使っていると何となく愛着もわいてくるもの。
「水辺だろうが知った事か!愛着のあるジムコマンドでエンディングまで行ったるわぃ!」
なんて意気込んでステージ5に挑戦。
アッガイ・ゴッグといったジオン軍の水陸両用モビルスーツが登場。
しかもかなりの数量で対応に奔走される。
仲間への指示を出してもなかなか追いつかず、友軍へ指示を出しても果たして指示がちゃんと受け入れられているのか?という程度。
「あれ?ひょっとして小隊だけでなく、連邦軍からボクって嫌われてね?」
なんて思えてしまう程、命令がちゃんと通じているのか不安な連邦軍の方々。
結局、水辺とは言え、陸地から水中への射撃で十分対処できたので、アクア・ジムなんて全く不要!
と、思っていたらクリア後に逃げた敵部隊を追って水中へ。
「モビルスーツの乗り換え無しかよ!水中戦なんて想定外だぁ~」
という叫びもむなしく水中ステージへ。
敵のボスは巨大モビルアーマーのグラブロ。
対するこちらは陸戦メインのジムコマンド。
水中での移動が非常に遅く、ダッシュもほとんど出来ないジムコマンド。
敵はグラブロ以外にもズゴックがどれだけ倒しても次から次へと沸いてくる。
とても残党軍とは思えない物量攻撃ですぐにゲームオーバー。
コンテニューをすると悲しいかな水中戦からのリスタートとなるので、モビルスーツの乗り換えは不可能。
敵弾が分かっているのに避けられない悲しい現実に心が折れそうになる(涙)
10回ほど繰り返すも、まるで突破口が開けない気がしたので、ステージ5をアクア・ジムでやり直す。
すると、問題の水中戦もビックリするほどの機動性で楽々クリア。
なぜ最初からアクア・ジムを選ばなかったのか・・・。
なぜジムコマンドでエンディングまで行くなんて言ってしまったのか、大後悔。
やはり場面に応じてモビルスーツを乗り換えさせていただきます(涙)




 と、このようにステージ5まで遊んでみましたが、難易度ノーマルでも結構難易度は高いです。
イージーもありますので、慣れない方は最初はイージーで初めて見るのが良いかもしれませんね。

 また、仲間と連携して敵を倒すというのはなかなか楽しいです。
指示が的確に出来て、敵をうまく倒せた時にはついつい自分って天才じゃない?って誰かに自慢したくなります(笑)
ストーリーモードを進めると色々な指示が出せるようになるので、指示を工夫して敵をうまく倒すのも機動戦士ガンダム戦記の楽しみの一つです。


各機、援護しろ!とどめは俺が決める!
 というキャッチコピーでしたが、ちょっと遊んでみて、仲間に指示を出す楽しさがわかると「あれ?これって実はナイスなキャッチコピーじゃない?」と思えてしまうので不思議です(笑)


・画面は開発中のものです。
©創通・サンライズ



(PS3)機動戦士ガンダム戦記
標準価格:¥8379
販売価格:¥7200(税込)
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「機動戦士ガンダム」30周年記念作品!
 作戦にあわせて自分のモビルスーツ部隊をカスタマイズし、自らも戦いながら舞台を自在に操って、ひとりでは困難な強い敵を倒すことが出来る部隊統率型アクションゲーム!
◇70機以上のモビルスーツをカスタマイズし、3機の部隊を編成
 登場するモビルスーツは70機以上、任務の内容に応じて、武器(80種以上)の変更や、強化パーツ(110機以上)によるカスタマイズを行い、3機の部隊を編成することが出来ます。
◇MS部隊の隊長として味方を指揮し、自らも戦いながら任務を遂行!
 戦闘中は、部下に対し簡単な操作で「集中砲火」や「拠点防衛」といった命令を出し、思い通りの行動を取らせることが出来るため、ひとりでは倒せない強い敵に勝利することができ、「ガンダム」の世界で優秀な指揮官になった気分を味わいながら、戦うことが出来ます。
◇オンラインモードも搭載!!(協力プレイは最大4人、対戦プレイは最大8人)
 オンラインモードでは、仲間とボイスチャットをしながら、最大4人でビグ・ザムなどの巨大な敵との戦闘を行う協力プレイや、4人対4人での対戦プレイが楽しめます。
◇「機動戦士ガンダム」30周年記念作品がPLAYSTATION 3に登場!
 一年戦争終結後、"再興を目指すジオンの指揮官"と"ジオンの残党狩り部隊の連邦指揮官"を主人公とした『ガンダム』の完全新作ストーリーをそれぞれの視点で楽しめる。ムービーシーンは2Dアニメと3DGを合成したPLAYSTATION 3ならではの映像に!
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